違っていいんだよ

理系大学生のかーぽんが思ったことを綴っていきます。

【書評】何者を読んでみた!

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どうも、かーぽんです。

大学生活も半分を過ぎ、現在3回目の夏休みを満喫しております。

大学3年生の夏休みはバイトだったり、

インターンだったりしている方も多いと思います。

そこで、ぼくは就活を題材としている「何者」を読んでみました。

あらすじ

軽くあらすじを紹介したいと思います。

就職活動を始めた学生たちの物語です。

冷静分析系男子である拓人が就職活動を目前に控え

天真爛漫系男子の光太郎

地道素直系女子の瑞月

意識高い系女子の理香

空想クリエイター系男子の隆良

の4人と頻繁に合うようになり、

この5人が交わす言葉とSNSや面接での言葉が

次第に関係を変えていく。といったストーリーです。

感想

一言で言うと「難しい」です。

ぼくが読解力がないだけかもしれませんが(笑)

読み終わったとき「えっ!」って思ってしまいました。

しかし、心に刺さるものがありました。

主人公である拓人は他の人を客観的に分析し、

見下している。

誰しもがこのような感情を抱いたことがあるのではないだろうか。

人間の多くは身近な人間より優位に立ちたいと思っています。

そして、人の弱点を見て自分が優位であるようにとばかり思っています。

しかし、そんなことはどうでもいいことであり、醜い行為だと思ってしまう。

ぼくはまだ就職活動を経験したことがないので

あまり具体的にはわかりませんが

イメージとして自分に仮面を被って

就活しているイメージがあります。

そして、みんなで集まって情報交換したり、

「面接どーだった?」などの雑談をしている。

しかし、その場で発した言葉の多くは本音ではなく、

心の奥に秘めているものがあります。

特にこの作品の中で心に残っているのが

瑞月の言葉である。

ここの言葉が特に心に刺さった。

ネタバレするので言わないですが、

他の場面でも言葉は違うが、同じことを伝えたいのだろうな

と思う場面があります。

ぼくは今日を一生懸命生きようと思った

まとめ

今就活中の大学4年生には特におすすめです。

1回自分を見つめて直してはいかがでしょうか

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)